ビジネス2016年4月29日

どんなプロジェクトでもOK!夢を叶えるための資金調達方法・クラウドファンディング

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資金を調達する一般的な方法は「融資してくれる特定の人や銀行、企業などの所へ向かい、返済計画など様々な点を審査されながら融資が可能か不可能かを判断される」というのがパターンでしたが、一般的なものとして広く普及してきたインターネットを利用した現代の新しい資金調達方法がクラウドファンディングです。

特定の商品やプロジェクトをインターネットなどのメディアで紹介し、賛同してくれる不特定多数の方々から出資金、または借入金を集める資金調達方法となっています。

単純な資金調達だけではなく、資金調達の過程で商品やプロジェクトの宣伝にもなりますし、外部の方々に興味を持っていただき意見を聞くことも可能なのです。今までの既成概念に囚われず、規模やジャンルなどを問うことなく自由に融資が集められることもクラウドファンディングのメリットでしょう。

■クラウドファンディングの3パターン

クラウドファンディングには、大きく分けて3つのパターンがあります。

「購入型」

「購入型」は、その商品やサービスに対し実際に「欲しい!」というニーズが多い場合に成功しやすい特徴があります。
「投資する」、というよりも「買う」という感覚のほうが近いかも知れません。

例えば、海外のとある地方にお菓子専門店を開くためにクラウドファンディングで融資を募り、投資した人には「お店に入店し特別なお菓子が食べられる権利」を進呈する、というシステムです。

ほかにも、好きなゲームシリーズの続編に投資すれば、エンドクレジットに自分の名前が掲載される、といったクラウドファンディングも存在し、「一般のニーズがどれだけあるか」が計れると共に「コアなファンのニーズに応える」ということもできるメリットがあります。
アメリカで広がってきているクラウドファンディングです。

「寄付型」

「寄付型」は、特に見返りはいらないけれど成功すれば社会的な意義が大きいプロジェクトに多い特徴があります。
「投資する」、というよりも「慈善活動に寄付する」という意味合いが強く、投資する人に大きな利益は無い場合も多く存在します。
例えば、発展途上国の学校が無い村に学校を建てたいと思いクラウドファンディングで融資を募ります。投資した人には学校の建設計画や建設後の学校に通う子供たちから「ありがとう」などのメッセージが送られてくる、というシステムです。

ほかには、地震や洪水など災害が発生した際に「災害ボランティア」を集める手立てとして行われることもあります。

「投資・融資型」

「投資・融資型」は、株を買うような感覚で有望だと思った商品やプロジェクトに投資します。

投資した金額に応じてお金を受け取ることが可能で、なんらかの金銭的なメリットが存在するのが特徴です。
株や証券といった投資よりもライトな投資方法であるため、今後の拡大が期待できるクラウドファンディングのタイプです。

■クラウドファンディング例

台湾のチーム「AcornStudio」が開発した月型のランプ「LunaLamp」はデザイン性もよく耐衝撃性などに優れた製品です。クラウドファンディングを活用した所、多くの人が投資を行い期限前に目標額の16倍もの資金を得ることができました。

ネパールの貧しい子供たちに栄養のある給食を届けるプロジェクトのように製品以外でも利用可能です。このプロジェクトは資金を調達し400名近いの子供たちの元に美味しい給食が届きました。

■クラウドファンディングサイト

自分自身でサイトを作成し、宣伝活動を行うのは大変な面もありますが、簡単にアピールすることができるクラウドファンディングサイトも存在します。
「READYFOR?(https://readyfor.jp/)」
日本最初のクラウドファンディングサイト。割合的に慈善活動などが多めです。
「CAMPFIRE(https://camp-fire.jp/)」
多くのクリエイティブなプロジェクト案件が並んでいます。

クラウドファンディングにも注意しなければならない点があります。
自分が良いと思った商品やプロジェクトをクラウドファンディングとして宣伝すれば自動的に投資が集まる、という訳ではありません。クラウドファンディングは最初の盛り上がりが重要なため、開始する前に支持してくれそうな人達にアピールしておけば、良いスタートダッシュが切れる可能性が高まります。

気軽にできるからこそ、事前に準備を行い素直に自分の商品やプロジェクトを紹介することが重要です。

多くの人と「win-win」の関係をアクティブに築くことも可能なクラウドファンディングは、今後、拡大が見込める資金調達方法でしょう。