ビジネス2016年6月23日

こんなにある?様々な決済サービスとその特徴

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ここ数年で決済サービスは多種多様に拡張してきています。その広がりはインターネットショッピングでの決済手段のみでなく、実店舗にも広がってきています。決済サービスを消費者視点で3種類に分類したうえで、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。

前払い型決済サービス

前払い型決済サービスは、商品やサービスの購入前に消費者が対価を先に支払う形の決済サービスです。
Suicaのようなプリペイド型の電子マネーや商品券、小切手のように現金を違う形にして保持するもののほか、銀行振込やコンビニ決済での事前支払が該当します。販売者側は代金の確実な回収が見込め、キャッシュフローの安定に貢献するなどのメリットがありますが、現金化や入金の確認に手間がかかるデメリットがあります。
一方、消費者には、ポイント還元による実質的な割引きがあるケースや商品を確保できるというメリットがありますが、先払いをするためのキャッシュフローの余裕が必要であったり、前払いした額の範囲でしか購入できなかったり、商品券等の紛失や、支払ったにもかかわらず商品やサービスが提供されない危険性があります。
近年では、消費者側のデメリットをなくす形としてPaypalやLINEPay、SPIKEといった第三者支払サービスが勢力を伸ばしつつあります。これは、消費者が第三者に資金を預け、販売者は第三者の入金を確認したうえで消費者に商品やサービスを提供。消費者に商品やサービスが提供されたのち、第三者より販売者に支払が行われる形式の決済サービスです。日本での利用率はまだ低いものの、海外では主要な決済手段の一つとなっています。

即時払い型決済サービス

即時払い型決済サービスは、商品サービスのやり取りと同時に決済が行われる決済サービスです。代引き決済やデビットカードが該当します。デビットカードは、カードを切った瞬間に銀行口座から代金が引き落とされる仕組みで、口座に残額のある範囲で利用できます。
販売者側には入金確認の手間が少ないというメリットがあるうえ、未払いリスクがありません。しかし、特に代引き決済では購入者の長期不在やその他の理由での返品が発生しやすいというデメリットがあります。
一方、消費者は事前の準備や審査が不要なうえに、商品やサービスを確実に受け取れるというメリットがありますが、額の大きな取引の場合には現金や銀行口座への資金準備が難しいというデメリットがあります。また、前払いや後払い型のサービスと比較をするとポイントや割引といったメリットが少なくなります。

後払い型決済サービス

後払い型決済サービスは購入者が商品やサービスを受け取った後、後日に代金を支払う決済サービスです。クレジットカード、携帯電話キャリア決済、銀行振込やコンビニ決済での事後支払等が該当します。
販売者は入金が先送りになるためキャッシュフローへ影響する可能性があります。また、銀行振込などを自社口座で取り扱う場合には未払いのリスクがあります。しかし、振込やコンビニ決済を代行し、未払い保証を行う決済事業者もあり、手数料はかかるもののリスク軽減することができます。
一方の消費者は、今現在、手元に資金が無くても商品サービスを確実に受け取ることができるメリットがあります。しかし、特にクレジットカード払いでは、スキミングなどによる犯罪組織による情報漏えいのリスクがあります。

まとめ

世の中には様々な決済方法があり、選択肢が多いほどお客様の利便性は高くなります。しかし、選択肢を増やせば増やすほど、それに比例して手数料等のコストも増えていきます。また、若年層はクレジットカードが持てなかったり、越境ECでは第三者決済サービスが必須になったり、商品サービスのターゲット層によって決済方法に向き不向きがあります。