ビジネス2016年6月23日

統一されたデザインでブランディングする方法

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商品が生まれるとき、それを魅力ある形でブランドとして人に伝えることが必要になります。新しいブランドができたストーリー、商品群やそれに伴うサービス、さらにはその商品の社会で果たす役割を含めたブランディングを統一されたデザインで表現しなければなりません。またそのデザインは会社のイメージや統一されたデザインと調和している必要があります。統一されたデザインでブランディングをする方法をご紹介します。

会社のイメージとも調和するブランディング

商品をブランディングしていることは、会社のブランディングも同時にしているということになります。会社のイメージを損なわない統一されたデザインを選ぶ事が必要になります。たとえ、そのデザインの評価が一般から見て高かったとしても、会社のイメージと反してしまっていれば、その価値は半減してしまうばかりか、会社としても必要のないものとなってしまいます。そのような事にならないように会社としての基軸となるデザインのイメージを伝えておく必要があります。それは自分たちの手間や時間だけでなく、契約したデザイナーと良好な関係を守るものとなります。

イメージを大切にするロゴを作る

ブランディングにはロゴが大切な要素となります。そのロゴを元に商品のパッケージなど、デザインがどんどん広がっていきます。専門に作っている人に頼む場合であっても、イメージを伝えるのは非常に難しいことです。そのような時はギャラリーサイトを活用することができます。
http://logospire.com/
例えば上記のサイトでは多くのシンプルで美しいロゴが掲載されています。イメージに近いものがあればこれをデザイナーに見せることをお勧めします。口でイメージを説明することは至難の業ですが、このようなイメージロゴ一つでデザイナーは雰囲気をつかむことができます。
色の統一はブランディングの一つの手法です。色にはそれぞれ与える印象を持っています。例えば赤色は注意・情熱的・衝動的・興奮させるもの、橙色は仕事や家庭・温かさや知恵、黄色は好奇心・幸福・軽快さといったように与えたいイメージに従って選ぶようにします。信号の「止まれ」に赤色が使われているように、それぞれのロゴにストーリーや意味を持たせて下さい。
別の方法として、会社から連想する言葉をリストアップして言葉の集まりを作る方法があります。この言葉群を提出することでイメージを膨らますこと、これによってデザイナーはイメージ化していくことができます。少しテイストが違う商品やサービスを作る場合であっても、その言葉群を少し入れ替えれば、メインとなるイメージと親和性のあるロゴができるはずです。

最終の目標はパッケージを見ただけでその会社の商品としてイメージできること

商品やブランド一つ一つが違うロゴであっても、上記の言葉群を使って統一したイメージを与えることは重要です。
統一したブランドデザインがあることで、マーケティングやプロモーションにかけるコストを抑えることができます。顧客は満足した商品のロゴを見てリピートや新しい関連商品へ導くことができます。このようなカスタマーがファン、ロイヤルカスタマー、さらにはエバンジェリストといった積極的なユーザーになり、それがさらにプロモーションのコストを抑える事になります。また、デザインがあることで、価格の競争を避けることができます。

まとめ

デザインの統一は、会社のブランディング、そして会社の決定にまで影響を及ぼす可能性があるものです。一つのデザインとしてだけではなく、マーケティングそのものである事を念頭に置いて取り組む必要があります。場当たり的なデザインではなく、全てに意味のある緻密なデザインの統一は、ターゲットに効果的な働きをし、良い顧客層を作ることを可能とします。

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