ビジネス2016年6月23日

業績アップに向けて取り組む経営改善

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経営者は中長期的な経営戦略の立案はもちろん、四半期もしくは月次の売上を拡大させ、収益を生み出さなければなりません。業績アップのためには経営改善が必要です。経営の三要素といえばヒト、モノ、カネであり、最近では情報も重要度を増しています。経営資源を最大限に生かして、企業を活性化するために取り組む重要なポイントを紹介します。

人材の質を高めることが大切。

経営の三要素は、ヒトから始まっています。なぜなら、モノやカネがあったとしても会社として機能しないからです。ヒトがカネやモノを動かすことによって、初めて会社として稼働します。だからこそ人材は大切です。経営者の描いた理念や経営哲学も大切ですが、会社はヒトの集合体として成り立っています。トップの描いたビジョンを理解し、具体化していくためには、人材をおろそかにはできません。
画期的なアイデアや素晴らしい製品を生み出すのは優秀な人材です。いずれ幹部候補を務める優秀な人材を集めることが業績アップには不可欠です。したがって、採用活動は重要です。採用活動だけでなく、雇用した人材の教育も注力すべきことです。OJTによる現場の実践的教育に加えて、必要であれば社外の研修なども利用して、学ぶ機会を設けるとよいでしょう。
社外に視野を向けることによって、業界や市場、あるいは先端技術や時代のトレンドなどを見渡した幅広い視野を獲得できます。

環境や制度を整える。

社員が働きやすい環境や制度を整えることも経営者の重要な役割です。ストレスの少ない机や椅子を購入することはもちろん、パソコンや複合コピー機などの情報機器によって、効率的に仕事ができるようにオフィス環境を整備します。
「フリーアドレス」といって、個人の席を決めずに、自由な場所で仕事ができる環境を整えている会社もあります。それぞれの仕事の状況に合わせて、空いている席を使うことができるワークスタイルです。個人の席を決めると、組織を横断した情報の交換が難しくなります。フリーアドレスのオフィスには自分の席がないので、偶然隣に座った別部署の社員と会話もでき、風通しの良い職場を実現します。
最近では「ダイバーシティ」として、働き方の多様性を尊重するようになりました。育児制度や、高齢化社会にしたがって介護休暇制度も設けられています。外国人の雇用に積極的な企業もあります。
フレックスタイム制度や裁量労働制、時短勤務など、勤務時間にとらわれない制度も採用されています。在宅勤務や副業を許可する企業も増えました。

時代から取り残されない。

ワークスタイルは大きく変化しています。「ワークライフバランス」というように、仕事だけでなく趣味や家族と過ごすプライベートの時間を尊重して、豊かな生活を送りたいと考える風潮も生まれています。したがって、昔ながらのやり方や考え方にとらわれすぎないことが大切です。よい伝統は残しつつ、時代の変化に合った労働環境を整備することが業績アップにもつながります。
現在、育児は女性だけの仕事ではありません。働く女性が増えたことにより、イクメンというように男性でも育児を担うようになりました。そこで男性の育児休暇や時短勤務などにも、柔軟に対応する必要があります。
情報システムもめざましい発展を遂げています。パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンの普及が拡大しました。プライベートで用いているだけでなく、先端的な企業ではビジネスに利用しています。たとえば、分厚い資料を持ち歩くのではなく、タブレットの中にデータとして製品カタログを入れてしまえば、画面を見せながらお客様と商談することも可能です。電子化することでペーパーレス化によるコスト削減もできます。

まとめ

業績アップのためには、社員が働きやすい環境づくりによる経営改善が重要です。労働環境が整備されて業績が向上すれば「あの働きたい」と考える有能な人材も増えます。会社のPRとしても効果があるでしょう。