マネジメント2016年7月26日

使えない従業員!2つのタイプと対策

DZ168.jpg

使えない従業員は、経営者の頭を悩ませる元凶ではないでしょうか。業種や職種によってさまざまなタイプがいますが、ここでは2つのタイプを挙げます。

第一に「ネガティブ傲慢タイプ」です。自分の能力を棚に上げて、あらゆることを批判しつつ、自分では何もやりません。第二に「ローパフォーマンスぼんくらタイプ」です。何度教えても理解せずに仕事のできない従業員です。このような使えない従業員の特徴と対策について考察します。

見下して愚痴ばかり「ネガティブ傲慢タイプ」

ネガティブ傲慢タイプは、まず自分以外の人間をあなどり見下しています。上司や経営者はもちろん、取引先の重要なお客様にさえこういった態度をとることが問題です。上から目線で語り、営業活動でもヒヤヒヤする場面が続出します。

「何も分かってないですね」「そんなやり方、どの会社もやってませんよ。時代遅れじゃないですか」といった批判を商談の場で平気で口にします。「そりゃダメだ」など敬語を使わずに、平気でタメ口で話をすることもあります。

つまり、社会常識に欠けています。

したがって、オフィスでも電話を取らないことも。朝は平気で遅刻をしたり、無断欠勤をしたり、連絡なしに直行直帰をすることもあります。また非常識な金額の交際費を平気で使うなど、あらゆる態度が自分本位です。就業規則も破りがちになります。

さらに困るのは、仕事帰りに他の同僚を誘って、居酒屋などで不平不満、上司の誹謗中傷、根も葉もない噂を広めることです。放っておくと、従業全体に悪い影響を及ぼしかねません。

じれったい「ローパフォーマンスぼんくらタイプ」

ローパフォーマンスぼんくらタイプは、ある意味、愛されるキャラクターかもしれません。

おっとりしていて人柄もよく、好かれるタイプが多いでしょう。ただし、決定的な難点は「簡単な仕事さえ満足にこなせない」です。

仕事が極端に遅く、納期を守ることができません。仕事をやり終えたとしても、発送個数や納品場所を間違えるなど、単純ミスを多発します。したがって、大きな案件の場合は従業員全体で、フォローをしなければならない場合も生じます。

机の上は書類であふれ、頻繁に重要書類を失くします。メールや提出書類には、誤字や脱字、間違いばかりです。時間も管理できません。うっかりダブルブッキングをして、同じ時間帯に重要な2件のお客様の商談を入れることもあります。失敗を反省したり、失敗から学んだりすることもありません。

そこで、同じミスを何度も繰り返します。上司が叱って指示を出しても、内容を理解しません。指示された内容を勝手に解釈して、ますます勘違いの行動をします。

解雇はできるのか?経営者のやるべきことは?

経営者にとっては、使えない社員は、できれば辞めさせてしまいたい人材でしょう。しかし、正社員である以上、不当解雇はできません。給与を下げる場合も、従業員の同意がない場合は不法です。つまり、正社員として雇ってしまった以上、簡単に賃金を下げたり辞めさせたりできません。

対処方法のひとつは、就業規則自体を改定する方法があります。

たとえば、就業規則に「忠告にも関わらず欠勤、遅刻、早退が著しく、本人の過失による場合は懲戒解雇にする」のような規則を加えます。遅刻などの手続きも明確にして、正式な手続きを取っていない場合は、本人の責任を問います。

あえて厳しい部門に異動させたり、閑職に異動させたりすることも考えられます。パワハラという指摘もあるかもしれませんが、経営全体を見渡せばやむを得ないことです。

まとめ

ネガティブ傲慢タイプもローパフォーマンスぼんくらタイプも、基本的に解雇できません。就業規則に懲戒解雇の記載を加えたり、配属先を変えたり、本人の意識が変わるのを待ちます。ただ、早急な対処が重要です。