コーチング2016年7月5日

社員のモチベーションを上げる方法

JZ085

同じ職位、同じお給料の社員でも、仕事に情熱的に取り組む人、与えられたタスクをこなすだけの人がいます。仕事に情熱をもって取り組む人は企業にも顧客にも良い結果を生み出します。
そのため、会社としては、できるだけ多くの従業員に熱意をもって仕事をしてもらいたいと考えますが、必ずしも成功しません。今回は、どのようにしたら、社員のモチベーションを上げるのに成功するか、リーダーシップ、やりがい、報酬、という3点から考えてみたいと思います。

リーダーシップについて

従業員のやる気を出すには、有能で、実戦的で、かつ情熱を持ったリーダーの存在が重要です。有能なリーダーとは、魅力的なゴールをチームに示す事ができ、かつチームメンバーをそのゴール達成に向けて巻き込む事が出来る人間です。そのため、上司はこのプロジェクトが成功したら、会社にどのような利益が上がり、社員がどのような恩恵にあずかれるのか、を具体的に説明できる事が必要です。
自分への恩恵が具体的に示されると、人はそれを得るために努力をしよう、という気持ちになります。又、会社の仕事というのはチームで行われます。そのため、リーダーはメンバーが、チームとしてうまく機能するように、人間関係の調整を行う事も重要です。人間関係の悪化により、モチベーションを下げないためにも、チームメンバーが気持ちよく仕事への参加ができるように、気を配る必要があるのです。

仕事にやりがいを感じる事ができるようにする

仕事に積極的に取り組む人というのは、自分の仕事は重要であり、価値のあるものだと信じています。彼らは、やりがいのある仕事に貢献していると信じているため、自分の努力の結果に誇りを持っているのです。そのため、経営者は、社員が自分の役割の重要性を感じられるようにしてあげる事が重要です。例としては、下記の様な事を実行すると、社内に良い影響を与える事ができるようになるでしょう。

  • 各人の仕事と会社の成功に直接的な関連がある事を示す→営業職以外のスタッフは自分の仕事と売り上げの直接の関係を理解しづらい。そのため、店舗でのお客様対応、電話での適切な対応が新規契約獲得につながる事を経営者や上司が説明をする。
  • 目標を定め、その目標を達成した喜びを感じさせる→今年はこの製品の詳細な説明ができるようになる、この機械を1人で操作できるようになる、等具体的な目標を定め、それが実行できたかを確認する。
  • 業務内容、方法を改善する機会を与え、会社の運営に貢献しているという実感を持たせる→上司は実務をやっている人に「改善ができる可能性はないか?」と問いかけ、下の立場の人間にも意見を発信する場を設ける。

努力が認められるようにする

人間は、自分の努力が認められ、報われるという事を理解すると、全力を持って仕事に尽くすようになります。そのため、経営者は定期的に従業員の勤勉ぶりを理解している事を行動で示し、成績を上げる事を奨励する必要があります。成果をほめ、従業員をねぎらい、結果を出している人の表彰を行う機会を設けるのです。
もちろん給与や福利厚生も、高いパフォーマンスを上げるためのモチベーションとなり得ます。しかし、人間はというのは周囲の人の評価により、動機づけがされる生き物です。そのため、上司は、部下が結果を出した時は、明示的にほめて、部下のモチベーションを高める事が必要です。

まとめ

従業員は会社の財産です。社員のモチベーションを上げる、という事は、会社の財産を最大限に有効活用する事になります。すべての従業員が仕事を楽しみ、そして会社の業績が上げるように、上記の方法を活用してみてはいかがでしょうか?

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