マネジメント2016年4月29日

会社の発展につながる人材確保と育成

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企業が事業を展開していく上で人材確保は欠かせません。今日の事業を展開するための人材だけでなく、会社の未来を託せる人材がいなくては事業は発展・継続していきません。中小企業が良い人材を確保するためにはどのような方法があるのでしょうか。

■求人による人材確保の方法

中小企業が求人により人材確保する方法は大きく5つあります。それぞれの特徴をご紹介します。

1.ハローワーク

無料で募集でき、多くの求職者にアピールするメリットがありますが、多くの求職者にアピールできる分、採用基準に達しない応募者も増えるというデメリットがあります。

2.求人誌

数万円の予算で募集でき、スキルや経験をあまり必要としない求人に向いています。採用基準に達しない応募者も増えるというデメリットがあります。

3.求人サイト

求人誌と同様の傾向がありますが、紙の求人媒体と異なり、メールや問い合わせフォームからの応募となるため応対や応募者管理などの事務コストを軽減できます。

4.人材紹介会社

紹介会社によるフィルタリングを通過した人材が紹介されるため、スキルや経験を必要とする求人に向いています。しかしながら、他の求人方法と比べ紹介手数料が割高です。

5.自社サイト

自社サイトに来訪してくれた興味の高い人からしか応募が来ず、また、採用コストも安価に抑えることができる最もおすすめの求人方法です。次項でこのメリットについてご紹介します。

■自社サイトを利用して人材を採用するメリット

自社サイトを利用した人材確保の最大のメリットは、自社を知ってもらいながら求人が可能なことです。ハローワークや求人誌、求人サイトでは、限られた枠の中でしか自社の情報を伝えられません。そのため、どんな会社なのか、どんな人材に来てほしいのかを十分に伝えることができません。人材紹介会社では枠は無いものの、伝言ゲームとなってしまうために、思いを100%伝えられるとは限りません。一方、自社サイトでの求人にはフォーマットはなく、動画でも写真でも、ブログでも思うがままに自社のことを伝えることができます。求人募集のページ以外も含めたすべての情報で求職者にアピールできるのです。

自社のことを100%伝えれば求職者の心に届きます。自社の情報を100%伝えることで方向性が合わない求職者からの応募が減り、自社のビジネスに共感し、自社の方向性にあった人材を確保することが可能となります。結果として、不採用者や採用後の退職者が減っていきます。

また、自社サイトに求人情報を掲載する際のコストはほとんどかからず掲載期限もないため、求人雑誌や求人サイトなどに比べ低コストです。その際、期限を気にしなくて良いですから、スキルや経験を必要とする人材を半年でも1年でも、時間をかけて待つことができます。

■人材が企業を左右する

人がいないと企業は成り立ちません。縁があってやってきてくれた一人一人の人材の積み重ねで企業は成り立っています。一人一人の生み出す利益が企業全体の利益へとつながり、それぞれの成長の積み重ねが企業全体の成長へとつながっていきます。一人一人の人材が企業全体を左右するのです。

人材の組み合わせが企業ですので、企業が成長を目指す際には、今いる人材のスキルと目指す姿のスキルとのギャップを埋めようとします。採用活動はギャップを埋めるための手段のひとつです。しかし、残念ながら、特に中小企業では、想定したスキルを持つ人材がタイミングよくやってくることは多くはありません。

そのため、中小企業では、成長見込みのある新規人材でスキルギャップを埋めていくことが重要となります。最初から即戦力となる人材が確保できなければ、社員教育によって、戦力となる人材を育てていけばいいのです。人材育成にはコストもかかりますが、自社のビジネスに共感し自社の方向性にあった人材であればモチベーションが高く、スキルを身に着けようとします。そのため離職率も低くなるのです。

企業にとって人材は大きな財産、「人財」です。人材を確保する手段はいくつかりますが、自社の方向性にあった人材を確保することで、人材自身が成長し、企業も成長することができます。人材の確保が企業の発展の鍵を握っています。