採用・求人2016年6月29日

ハローワークで新卒採用の求人をするときのポイント

HY192

新卒採用の求人募集は、一般的に就職サイトが使われます。リクナビやマイナビが代表的です。しかし、厚生労働省では若年者雇用対策として「新卒応援ハローワーク」を行っています。ハローワークというと、30代以上の中途採用が中心と考えられがちで、あまり明るいイメージがありません。しかし、中小企業だからこそ、ハローワークを活用してみませんか?何より掲載が無料です。個性的な人材の応募があるかもしれません。

ハローワークに新卒の求人を出す方法

ハローワークに初めて求人を出すときには、会社案内、登記簿謄本を用意してください。用意ができたら、会社所在地の管轄にあるハローワークに行きます。
その後、「事業所登録」をします。事業所登録シートには表面と裏面があります。表面に書き込む項目は、事業所名、代表者名、社会保険、育児休養制度など基本的な項目です。裏面には、創業、資本金、電話番号、Eメールなどの連絡先と、その下に事業内容と会社の特長を記入します。
事業内容には商品やお客さんと事業の実績、会社の特長には経営方針、社風、企業文化、福利厚生などを、原稿用紙のようなマス目に文章で書きます。どちらも90文字程度なので、最もアピールしたいことに焦点を当てて書いた方がよいでしょう。会社を具体的にイメージできる内容がベストです。
次に「求人申込書」を書きます。雇用形態、年齢制限、就業時間や休日、賃金形態など、かなり詳細に記載しなければなりません。特記事項の欄があるので、新卒にアピールしたいことは、このスペースに書くと効率的です。求人申込書の一部はインターネットにも公開されます。
書き終えたら、窓口で申し込みます。このとき職員と相談ができるので、どんな人材が必要なのか話してみると、アドバイスがもらえるかもしれません。申し込みが終わると、求人情報が公開されます。

内定取得できない新卒、第二新卒の採用

新卒採用の実態は毎年変動しますが、2017卒に関しては、6月の就職解禁のときに、既に内定や内々定が出ている状態でした。8割以上の企業が、解禁を待たずに面接を開始したようです。
しかし逆に、のんびり構えていた学生は焦りを感じていることでしょう。年末になってようやく就職活動に動き始める学生もいます。その頃には、多くの企業では募集を終了しているので、そんな新卒の学生をねらうのもひとつの方法です。
若い労働力が欲しいのであれば、第二新卒の採用を視野に入れてもよいかもしれません。第二新卒は明確な定義がありませんが、一般的には入社して1~3年目で25歳程度の転職を希望している社員をいいます。
第二新卒を採用するメリットは、社会で「ビジネスの基礎力」を身に付けていることです。したがって、まっさらな状態の新卒学生のように、教育にコストをかける必要がありません。人材にもよりますが、挨拶、名刺交換、電話応対などの基本的なスキルを持っています。即戦力として期待できます。

とはいえ、第二新卒に不安があるとすれば「また、すぐに辞めてしまうんじゃないか」という点です。この不安については、面接時に転職の理由を徹底的に追及してみるとよいでしょう。前職に対する不満や批判がぼろぼろ出てくるような場合は、採用すべきではありません。

新卒歓迎など、安心感を与える言葉を

ハローワークを訪れる学生は、かなりのツワモノか変わり者かもしれません。しかし、そんな学生も、タッチパネルに向かって必死で職を探している父親や母親ぐらいの年齢の大人たちの姿を見て、社会の厳しさにショックを受けるはずです。
よく言われるのは、ハローワークにいつまでも求人情報を掲載している企業は、ブラック企業の可能性が高いということです。また、社会保険に加入していなかったり、残業の手当がなかったり、いかにもグレーな求人が少なくありません。

学生から信頼を得るためには、新卒を歓迎すること、社会保険など制度が整っていること、大企業と取引があることなど、学生をほっとさせる言葉をアピールする必要があります。ただし、やり過ぎると逆に疑われる可能性も高いので、あくまでも誠実な表現が大切です。

まとめ

中小企業が若い世代の雇用を創出することは、社会的に意義があります。しかしながら、なかなかメジャーな求人広告はできません。無料のハローワークを利用して、新卒採用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。